受けても受けても落ちまくる地獄の面接受験

第0章 城戸恭平は何をして就活留年というハンデから超人気企業に内定できたのか?

第1章 京都大学での生活~人生40年を左右する就職活動~

第2章 なぜナビサイトの情報を鵜呑みにしてはいけないのか!?

第3章 受けても受けても落ちまくる地獄の面接受験 ←今ココ

第4章 就活留年から超人気企業内定へ。時間をかけずに内定を勝ち取る方法とは?

 

突然ですがクイズです。

この世の中のもので、あなたがどんなに頑張っても失うことを止められないものは何だと思いますか?

 

お金?それとも恋人?

 

 

答えは・・・

 

時間です。

 

時間だけはどう頑張っても失うことを止められません。

誰にとっても時間は平等に流れますし、人間の年齢が若返ることは絶対にありません。

 

あなたがオギャー!と産声をあげて生まれた時から、

意識しているかしていないかにかかわらず、

死に向かって歩き続けているのです。

 

人間の寿命は80年から、長くても100年ほどです。

 

中でもあなたが生き生きと何でも活動できる時間はそれよりもずっと少ないはず。

だから僕らは「生きている間に何ができるのか?」を考えなければいけません。

 

中には本来の寿命を待たずして不幸にも亡くなってしまう人もいます。

「明日絶対に人生の終わりが訪れることはない」

と言い切れる人は、この世の中に誰一人としていないのです。

 

刻一刻と減り続けている時間を大切にしなければいけません。

 

そのためにはどうすればいいのか?

 

無駄な時間を減らす。

 

これを頭に入れなければいけません。

 

この記事を読んでいるあなたはもうすでに就活をしているか、

それともこれから就活を始めようとしている人でしょう。

 

時間を大切にするためにあなたが就活で意識しなければならないこと。

それは何か?

 

時間をかけなくてもきっちりと成果を出す。

 

これが、あなたが最優先に考えなければならないことなのです。

 

ほとんどの大学生は、早い人で大学3年生から就活を始めます。

終わりの方は、というと、長い人で内定式の10月直前まで就活をしています。

 

大学3年生の5月から4年生の9月末まで就活をしたとすると、

大学生活の40%以上が就活に消えることになります。

 

もう少しさかのぼって、入学したころを思い返してください。

あなたはこんなことを思いませんでしたか?

 

「ああ!やっと苦しい受験生活が終わってキャンパスライフを楽しめる!

アルバイトもして、サークルにも入って、恋人も見つけて・・・

大学生活を思い切り楽しもう!」

 

僕も心の底から思っていました(笑)

 

なのにです。

あなたが苦しい大学受験を乗り越えやっとの思いで手に入れた大学生活が、

あろうことかリクルートスーツを着て、大学生活とは全く関係のない就職活動に消えてしまうのです。

 

なんとも悲しいこと・・・あってはならない・・・!!!

 

と僕だったら怒り狂います。

 

大学生以上に時間と体力に融通が利く期間って、人生の中でありません。

時間もあれば若いし体力もある。

 

あなたが「やりたい」と思ったことをフルにできるのは、

大学生活を逃すと二度と人生ではやってこないのです。

 

大学生活は人生の夏休みといわれます。

大学生活を後悔の無いものにするためには、

異物である就職活動をできるだけ時間をかけずに内定を勝ち取ってしまうことが大事なのです。

 

さて、ここから、回想シーンに入りたいと思います。

僕の1年目の就活の、本当にあったお話です。

 

前回お話したように1カ月の時間をかけて自己分析をようやく終わらせた僕でしたが・・・

とうとう面接本番の時期がやってきます。

 

最初の面接は忘れもしない、あるテレビ局のアナウンサー面接でした。

面接の時期は10月の初旬。

 

そのテレビ局は志望度が高かっただけに、本気で志望動機を考えました。

2か月前からそのテレビのチャンネルしか見なかったものです。笑

担当したい番組を考え、他のテレビ局との違いも考えました。

 

「よし!いける!」

 

意気揚々と面接会場に乗り込むと、1枚の紙を手渡されました。

その紙に書かれてあったのは・・・

 

「30秒間自己紹介をしてください。それと1枚原稿を読んでもらいます」

 

・・・それだけ!?

 

あれだけ志望動機を考えたり、担当してみたい番組を面接官に伝えるつもりだったのに!

ガックリきたものの、面接を突破すれば話すようになるだろう、と気持ちを落ち着かせました。

 

そして面接本番。

僕は一番遠くのブースに通されました。

 

心臓のバクバクという音が聞こえてきます。

手にじっとり汗をかいているのも感じました。

 

「それでは、自己紹介をお願いします」

と面接官に促され、人生初の面接が始まりました。

 

用意した自己紹介をしゃべろうとするも・・・

緊張で頭が真っ白になり、どうしても思い出せない!

 

大学名と名前を伝えたところで、文字通りフリーズしてしまいました。

フリーズしている最中も面接官は僕の方をじっと見てきます。

 

体中からこみ上げる汗。

何か言おうとしてもどうしても言葉が口から出てこないのです。

 

ようやく絞り出した言葉が、

「僕は大学時代にバスケットボールサークルに入っていました」

その一言。

それだけで30秒の時間切れになってしまったのです。

 

絶対落ちた。

 

僕の頭の中はその言葉でいっぱいになりました。

 

そのあとの原稿読みは心ここにあらずでした。

アナウンサー受験なのに噛みまくり、詰まりまくり。

あっけなく僕の人生初の面接は終わったのです。

 

結果はもちろん不合格。

お祈りメールを人生初めて受け取ってしまいました。

 

あれだけ志望動機を考えたり、担当してみたい番組を考えたのに、

それを話すことなく、僕の1社目の面接は終わってしまったのです。

対策は完全に無駄になってしまいました。

 

この面接に懲りた僕は、最初から志望動機を本気で考えないようにしました。

 

志望動機を考えるためには、1社1社丁寧に調べる必要があります。

採用ページを見たり、企業のWebサイトを見たり・・・

真面目に調べようとすると、1日かけても終わりません。

 

そんなに時間をかけたのに、志望動機を語る前に面接に落ちてしまったら元も子もないなと思ったのです。

 

次に受験したのは北海道のあるテレビ局でした。

反省を生かして、次は自己PRや学生時代の経験を話すことに重きを置こう!

と臨んだのですが・・・

 

あろうことか一次面接の最初の質問が「志望動機を教えてください」でした。

僕の対策は完全に裏目に出ました。

 

「大学時代に北海道を訪れて、北海道を好きになったからです」

 

(なんじゃそりゃ!?)

 

ツッコミ入れどころ満載の回答をしてしまい、あっけなくその面接も落ちました。

 

この2回の面接で僕は学びました。

 

1つ1つの企業に対して時間をかけすぎると落ちたら無駄になる。

でも、面接に行ったらどんな質問が飛んでくるか全く読めん。

 

自己PRも志望動機も満遍なく考える必要がありますし、

それを伝える練習も欠かさず行わなければならないと、

僕は2回の失敗を経て気付いたのです。

 

それからというもの、僕は就活サイトを参考にして、

より一層自己分析や志望動機の作成に力を入れるようになりました。

 

アナウンサー受験だけでは全滅した時にやばいと思い、

一般企業の説明会にも足を運びました。

 

1月に入ると怒涛のES締切ラッシュがやってきます。

僕はより一層深めた自己分析と、丁寧に志望動機を書いて1社1社ESを書き上げました。

 

1日がESで始まり、ESで終わる。

そんな毎日を繰り返していたのです。

 

「まぁこれだけ対策したのなら、ESは突破できるだろう」

 

と僕は軽く考えていました。

 

ところが・・・

 

現実はそんなに甘くありませんでした。

渾身の力を込めて書いたESが落ちるわ落ちるわ。

20社ほど出したESが通ったのは3、4通だけだったのです。

 

さすがにこれは焦りました。

あれだけナビサイトを参考にして時間をかけてESを書いたのに、面接にすら進めないのか・・・

落ちてしまったESにかけた時間を思い出しては呪いました。

 

とはいえせっかくの面接に進める機会。

今までの成果を十二分に発揮しようと一層対策に力を入れました。

ナビサイトの就活記事も一通り見直しを行いました。

 

・自己PRにはキャッチフレーズが必要

・志望動機では第一志望だと必ず伝える

・自分が最大限に出した成果を伝えること

 

今まで自分が参考にしてきた記事をくまなくチェックして、

イメージトレーニングまで完璧にしました。

 

そして迎えた本番の面接。

 

これでも喰らえ!とばかりに渾身の自己PR・志望動機を伝えた僕は、

「面接官も絶対納得してくれるはずだ!」

と信じ切っていました。

 

ですが・・・

 

僕の自己PRと志望動機を聞いた面接官は深くうなずくどころか、

冷たくつまらなさげに僕のことを見つめてくるのです。

 

(あれ?思っていたのと全然違うなぁ・・・)

 

違和感を覚えながらも、残りの質問も全てナビサイトで得た情報通りに完璧に答えました。

面接官の反応は寂しかったものの、僕の就活史上、最も良い出来の面接だったのです。

 

これなら受かったはず、と僕は面接突破の連絡を心待ちにしていました。

しかし、待てど待てども連絡は来ず。

 

ああ・・・落ちたんだな・・・と半ば悟りながらも、僕は待ち続けました。

そしてようやく届いたメールにはお祈りの文字が。

「やっぱりか」と思いながらも、渾身の出来だったばかりに本当にうちひしがれたのです。

 

このころから僕は、対策をすればするほど自分を見失っていきました。

こんな状態では受かるものも受からない。

面接を受けては落ちる、そんな日々を繰り返していました。

 

いつしか落ちることにも慣れてしまいました。

面接に行く前から、

 

どうせ今回も落ちるだろうな。

 

と思いながら面接会場に足を運ぶのです。

 

苦痛でしかありませんでした。

 

そして案の定受け取るお祈りメール。

 

それを見ては、

僕は社会から必要とされていないんだ・・・

やり場のない悲しみとむなしさを感じていました。

 

どうせこのまま続けてもひたすらお祈りメールをもらうだけ。

 

就活を始めたころは、

よし!アナウンサーになってやる!

と意気込んでいた僕でしたが、そんな活力はもう湧いてきませんでした。

 

とうとう僕は就活を諦めました。

こうして僕の就活1年目は、1社からも内定を取れないまま屈辱的な幕切れとなったのです。

 

就活留年という烙印を背負って打ちひしがれる僕。

このときは、まさか自分が2年目の就活で、

倍率1000倍の外資系コンサルティングファームに内定するとは知る由もありませんでした。

 

なぜ僕は就活留年というハンデを乗り越え、超人気企業から内定をもらうことができたのか?

第4章 就活留年から超人気企業内定へ。時間をかけずに内定を勝ち取る方法とは? に続く。